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その後のEBD-S [AV]
完成してからだいぶたつEBD-Sだが、日々いい音になっている。耳がだいぶ「エージング」されてきたようだ。
オーディオ装置は、好き嫌いや金のかけ具合で音の印象がだいぶ変わってくる。EBD-Sの場合、手間暇のかけ方が半端ではない。必然的に聞く前から「いい音」なので、このブログで書いた内容を真に受けないで欲しい。
それはさておき、いままでアンプの8Ω出力でこのスピーカーを駆動していたが、4Ωにすべきだったことを思い出した。ダブルウーファーではユニットを並列接続するので4Ω駆動なのだが、シングルでもたしかそうだったような。PDF書類のマニュアルを見ても見つからない。製作マニュアルが充実してるという自慢話と、スラッシュ(/)を多用する読みにくい文体は目に付くが、肝心なことが書いてない。仕様欄にはサイズが書いてあるだけだ。
ようやく開発元WEBサイトの開発裏話ページに「4Ωでドライブする」と書いてあることを見つけた。やはりそうか。管理人のようにスピーカーを複数台所有していると、入力インピーダンスの不一致は困ったことになる。オーディオセレクタのSV-353でアンプやスピーカーを動作中に切り替え可能にしているが、これを駆使しても切り替えはできない。非選択のアンプは入力をショートさせるようになっているからだ。
そこで、以前使っていた単なるスイッチのセレクタを引っ張り出してきて、メインで使っているアンプ「SV-2(2007)」の出力の4Ωと8Ωを切り替えられるようにした。
結果は、あまり変わらない。4Ω駆動にすれば、高音がちょっと耳障りな感じがする曲(たとえば平原綾香のJupiter)で改善するかと思ったが変わらない。まだ確認時間が短いので結論付けるのは早いかもしれないが。
いずれにしても、将来のダブルウーファー化のためにはインピーダンス切り替えが必要なので、このままにしておく。
今日のEBD-S ‥ とうとう完成! [AV]
着手してから1ヶ月と10日ほど。とうとうスピーカキットEBD-Sが完成した。
今日は、最後に残っていたサランネットを作成した。いざ始めてみると、
・両面テープ
・タッカー(ホチキスみたいなもの)
が必要だ。手持ちで代用できるものはなかったので、結局買ってきた。EBD-Sだけのために新たに買うのは気が引けたが、ホチキスとして書類にも使えるとのことなので、500円程度だしこの際買った。
両面テープでネットを枠の4辺に接着した後、角の部分をホチキス止め(タッカー)する。やはりタッカーを買って正解だった。簡単に取り付けられる。
そしていよいよ完成。
結構サマになっている。バラから作ったとは思えないほどのできばえだ。キットだとは誰も思わないだろう。(と思っているのは管理人だけだが)
肝心の音のほうだが、いわゆる「音の飛び」が良いとでも言うのだろうか、演奏が近く聞こえ、しかも定位もはっきりしている。BOSEやkit LS3/5Aとはぜんぜん違う響き方をする。
管理人の良く聞く、
・JAZZ
・アコースティック系楽器の曲
・女性ボーカル
にはとてもいい。
ただ、音を作りこんでいるような曲、たとえばENYAのような曲はボーカルのサ行がきつく感じるときもある。が、それもだいぶ慣れてきた。耳が「エージング」されたようだ。
割と低音も響くが、思ったほどではなかった。BOSE 55WERと同じくらいか、ややおとなし目な感じだ。
そこで、ダブルウーファー化を考えている。じつはSA/F80AMGを2個持っているので、最初からダブルウーファー化を考えていた。ただバッフル版やネットワークをどうするか考えがまとまらなかったので、とりあえずシングルで作った次第。
その後の製作過程で、以下のようにすればダブル化ができることを考え付いた。
・現状のバッフル版に、もうひとつ穴を開ける
・ネットワークは部品さえ調達すれば内蔵可能
しかし、現状のバッフル版に穴あけしてしまうと後戻りはできないので、どうしたものか。
ネットを調べてみても、EBD-Wの情報は皆無に等しく、どの程度低音が増強するのかまったく見当もつかない。悩ましい問題だ。
昨日のEBD-S [AV]
昨日は急ぎでブログを書いたので、肝心なところの説明が足りなかった。ネットワーク回路の配置について少し補足したい。
裏バッフル版の裏に全部配置したネットワーク回路は、結局グラスウールで覆われる。ウーファー背面からの音は、ネットワーク回路には直接当たらないことになる。それがどういう効果をもたらすかわからないが、ないよりはましだろう。
スピーカーユニット側から見ると、回路はぜんぜん見えない。目論見どおりだ。
そして今日、台座を取り付けてほぼ出来上がり。サランネットも今週中には仕上げるつもり。
今日のEBD-S ‥ とうとう音出し! [AV]
とうとう音出しまでこぎつけた。サランネットや台座は後回しにして、音出しまでの「最短距離」でやってみた。そして何とか形になった。
裏バッフル版は、こんな色。
きちんと配置して音出ししてみる。
kit LS3/5AともBOSEとも違う音(当たり前か)。もしかしたらこの中では一番いい音かもしれない。音の定位が抜群にいい上に、音域のバランスもいいようだ。評論家ほど豊富な語彙を持ち合わせていないので、これしか言えないが、まずは気に入った。
これからキット屋さんの東京試聴会に行くので、とりあえずここまで。
今日のEBD-S ‥ ネットワーク回路完成&取り付け [AV]
基板だけできたネットワーク回路だが、いよいよ裏バッフル版に取り付けた。本体側のスペースに基板2枚とドでかいコイルを押し込めるため、取り付けにはmm単位の精度が要求される。バッフル版の穴あけに使った型紙が役立った。
コイルの取り付けには、L型のアングルを片方向だけつけた。正置したとき下から支える側だけだが、これでもしっかり固定されている。スピーカーの振動でぐらつくことはない(はず)。
型紙のおかげで精度良く取り付けられて、すんなり本体に収まった。あとはユニットの取り付けと台座の取り付けで、音出しも近い。サランネットもあるけど、これは後回し。まずは音出し。
そうそう、先月末にネットワークの配置をどうするか思案したときの結論は、
・最初はツイーター側だけ内蔵し ウーファー側は外付けにして音を確認する
だったが、結局全部ぶち込んでしまった。
製作を始めて1ヶ月。そろそろ飽きてきたし、本業にも影響が出てきたのでここいらでけりをつけなくてはならない。ネットワーク内蔵の悪影響は少ないと信じて勝負に出た。吉と出るか凶と出るか。ま、悪影響があったとしても比較できないのでそんなもんと割り切ってしまいそうだが。
今日のEBD-S ‥ ネットワーク回路製作 [AV]
今日はネットワーク回路を作った。木工製作は数十年ぶりで、まったくの素人ではあったが、基板に回路を作るほうは、言わば「本職」だ(実際、お仕事もそう遠くもない)。
というわけで、思いのほか簡単に出来上がった。(上がツイーター側で、下がウーファー側)
付いてきたのはサンハヤトのユニバーサル基板。組み立てマニュアルではネットワーク回路を外付けするので、基板にゆったりと配置するのだが、前述したようにスピーカーボックス内に内蔵するため、ツイーター側はぎっしり詰め込んだ。
逆にウーファー側は、将来のダブルウーファー化を考えて、いくつか部品を追加できるようスペースをとってある。これを裏バッフル版の裏に貼り付けて、ボックス内に内蔵させるつもり。
ところで「基板」という言葉だが、最近ブログやWEBサイトだけでなくPC雑誌あたりでも「基盤」と誤記されていることが多い。ブログで見た場合には、「正しい用語を知らないのなら、内容もその程度」と割り切って見ているからかまわないが、活字となって売られているものにも堂々と「基盤」と書かれては、やはり内容もその程度と思うしなかないのだろうか。
仮名漢字変換で「きばん」と入力すると最初に出てくるのが「基盤」だから皆さん間違えたのだろう。ただ、こう一般化すると正しい用語が駆逐されそうで嫌だ。電子男としてはなおさらだ。
今日のEBD-S ‥ いよいよ本格塗装 [AV]
朝から天気がいいので、本体の塗装に着手した。
マニュアルにある通り、まずは裏バッフル版から始めた。塗ってみて愕然!!色が濃すぎる!!
これでは台座の色と変わらない。それに濃すぎて木目が見えない。仕方ないので裏バッフル版だけ塗って、本体は別の色にすることにした。といっても手持ちはないので新たに買いに行った。ちなみに塗ったのはニッペのオイルステインで色は「マホガニー」。ビンに印刷してあった見本色とは似ても似つかない。
買い直して塗ったのは、ニッペの「メープル」。ビンの外からでも、濃くないことがわかった。結局こんな色。
今度は、ちょっと明るすぎる。もう少し濃い目にしたかったが、こればかりは塗ってみないとわからない。ビンに印刷されている色見本はまったく当てにならない。塗る材質によって大きく色が変わるようだ。木に染み込むステイン塗装の場合、仕方ないのかもしれない。
その後、ワトコのオイルフィニッシュを2度塗りして作業は終了。塗料の買い替えをしたり、乾燥のため1時間待って上塗りするなどして一日仕事になってしまった。
塗装も終わり、EBD-S製作もいよいよ佳境だ。ただ、
・ネットワーク製作(基板への半田付け)
・サランネット製作(枠にネットを張る)
・台座取り付け
・スピーカーユニット取り付け
と、細かい作業がまだまだ多い。
来週末にキット屋さんの「東京試聴会」に参加するが、そのときに完成報告をしたい。しかし日程的にはかなり厳しい。どうしたものか。