ラプラス変換やz変換を復習 [信号処理]
久しぶりの本業ネタ。
合間を見ては信号処理のお勉強をしている。やはり基礎からやらねばということで、新しい本を買った。
理工系大学の教科書として使われている本。中身を見ずにAmazonの書評だけ見て買った。
が、失敗。ページ数も少なく2色刷り。なんとなく見やすくわかりやすそうだったが、途中の説明をはしょっているので、のっけからつまづいてしまった。全体的に過程の説明が少なく、公式的なものを並べているだけのようにも見える。
結局、以前に買ったこちらの本で学習した。
途中の説明や、物理的な意味まできちんと書いてあるので、参考になった。ただz変換の後半あたりから、ややこしくなり、説明が足りないようにも感じた。単に理解不足に陥っているだけかもしれないが。
いずれにしても、本だけで習得するのは難しいので、実際に動かしてみて理解を深めようと思う。
信号処理の本、もう1冊読み終わる [信号処理]
「お仕事」のひとつとして、信号処理を学習している。ちょっと前にフーリエ変換を学習したが、今回デジタル信号処理の本も読み終えた。
この本は、Scilabというフリーの信号処理計算ソフトを用いて、波形を出したり音声を出力してみたりして信号処理、主にディジタルフィルタを学ぼうと言う内容である。
難しい式はさておいて、まずはScilabを使って動かしてみようと言う趣旨なのだが、今ひとつピンとこない。やはりまじめに式を追わないといけないようだ。全体像がつかめたからよしとするが、理解したとはいいがたい。やはりラプラス変換やz変換の基礎をやっておかねばならない。この本では理論的なところがどうしても弱いので、別の本を探すことにしよう。
「フーリエの冒険」読み終わる [信号処理]
必要に迫られて信号処理のお勉強を始めている。
まだ先の話だが、これに関連したお仕事をすることになっているので知識を身につけておかねばならない。信号処理(フーリエ変換とかZ変換)については、ずいぶん前にかじったことがある程度で、忘れたというより身についていない。よって基礎からやり直すことにした。
そこで、手持ちの本「フーリエの冒険」から始めていた。手に入れて20年近くにもなる本だが、これを超える入門書は現れていないようで、絶版にもならず今だ販売されている。簡単そうだからいつでも読めると思って20年もたってしまった。まぁ当ブログの管理人の場合は、コレクション的に本を買うのでいつものことだが。
さすが20年も持つ本だけあって読みやすい。結局半日×5回程度で読み終えた。執筆者は各章ごとにグループで担当しており、ストーリーがあったりユニークな挿絵があったり読み飽きない。作り手の、なんとしても分かってもらおうと言う姿勢も読み取れる。変な省略をせず、真っ向から説明しているところにも共感を覚える。
と、褒めてみたが、最後のほう(フーリエ変換やFFT)は、ちょっと息切れしたか説明が不足気味な感じもした。ま、専門書を最後まで読みきれたのだからよしとする。