Prusa MK3S + Palette3/Pro設定方法 [3Dプリンター]
・スライサ:CANVAS
・出力チューブ長:110cm
・コネクテッドモード
・結論:消費フィラメント2m以下の造形物はプリントできない
・本体80cm、出力チューブ110cmの合計約2m以下のものは、チューブから
出てこないのでプリント不可
・最初は小さいものでテストしたくなるので要注意
<Palatte3側のプリンタ設定>
●Loading Offset
・結論:MK3Sのデフォルト値(95mm)をそのまま使う
・エクストルーダーのギアからノズルまでの長さであり、入り口からではない
・ここで設定した長さだけPalette3本体から引き出したらプリント開始できる
・残り15mmあたりからプリント開始可能になるが、それ以前だと「Next」が
押せず開始できない
・この値は生成したフィラメントの長さに影響を与えない
●プリンタへのフィラメントロード
・結論:自動ロードは使わず、エクストルーダーを回して95mmだけ送り出す
・Prusaの自動ローディングでは95mm以上費やしてしまう
・これにより色替えのタイミングが前倒しになって、初回色替えで失敗することもある
・ノズル内に前回の別の色があった場合、ロード時に繰り返しパージすると、
色替えタイミングが早くなり確実に失敗する
●HM(Historical Modifier)
・結論:デフォルト設定の98%はNG、100%(もしくは101%)とする
・この値が低いと色替えが早くなり、デフォルト値では初回ギリギリ、2回目以降では
混色してしまった
・100%始まりにしておくと、ping値は99%台もしくは100%台で推移する
●出力チューブ長(Outgoing Tube Length)
・結論:110cmチューブの場合、+2の112cmと設定
・デフォルト設定値の110cmだとわずかにエクストルーダーギアに足りない
・ローディング時にチューブから引き出すことも可能だが、出力長を計測するエンコー
ダーが不用意に回転する
・これは問題ではないかもしれないが計測に影響するかもしれないので、長めに出して
おいたほうが安心できる
<CANVASの設定>
●スプライシングチューニング
・結論:まずは「4, 4, 4」で試す
・たまに接合部分のはがれや細ってしまう症状が発生
・Palette3本体で実施するチューニングで「-1, 0, 1」に設定したら良好だったが
本番ではがれが起きてしまった
・チューニングでは1回の確認で80cmほど消費するのであまり繰り返したくはない
・とこかに「とりあえず4, 4, 4で試せ」とあり、その通りにやったら良好だったので
以後その値を使っている
●その他の設定
・結論:デフォルトのままとする
・transition(デフォルト30%)を増やすと(例えば40%など)、色替えの位置を
後ろにずらせるが上記をやっておけば位置関係で困ることはない
★記事先頭の写真は、失敗したフィラメントで作成したものでPalette3は使っていない。1回失敗すると約2mのフィラメントが使うことなく無駄になることも追加しておく。
<後日追記>
★結局この設定でも失敗した。もはやお手上げか。詳細は後ほど。
<さらに後日追記>
その後ようやく安定して多色できるようになった。その設定はこちらのページに記載した。
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