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トゥールビヨン「一応」完成 [3Dプリンター]

このところ10日くらいかけて日々プリントしていたトゥールビヨンだが、週末に一気に作成して一応完成した。

多数のギアが有りそれぞれ精度を要求される。そこで0.25mmノズルを用い遅めの速度でプリントしたので非常に時間がかかった。ギア数個で10時間なんてザラだった。
事前に製作ガイドの和訳をしておいたり、多数使う1.5mmと2.0mmのピンやビス類も用意しておいたので製作は割と早かった。実質1日位でできただろうか。

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ようやく完成。この後数日かけて調整したが、1分くらいで停止してしまう。摩擦抵抗や精度不足が累積してPETGで作成したバネではトルクが弱かったのかもしれない。バネのギアを順方向に力を入れると止まることなく動く。製作ガイドに記載されていたように、金属バネを使えば持続動作したかもしれない。例によって飽きやすい性分なので、ここいらで区切りにしておく。

製作に至る経緯は以下の通りだ。
・2019年ころにYoutubeで存在を知って感銘を受けたがデータが公開されていなかった
・2020年ころにMiniFactoryでデータが公開された
・2021年にデータを購入して製作
よくここまでこぎつけたものだと感慨深い。最初に知ったときの感想は「データが有っても自分には作れない」だ。3Dプリンティングには使いこなしの技量が必要だからだ。フィラメントの良し悪しやスライサーの使いこなしが造形物に大きく影響する。このような「精密機械」の場合においてはなおさらだ。

特に0.4mmノズルでは精度が出ないので0.3mm以下が必須だったことが敷居を高くした。ノズル交換は未だに気軽にはできない。結局Prusa MK3Sの方ではなく、作業しやすいMINIのノズルを交換した。サイズ的に可能なギアはすべてMINIでプリントした。

このトゥールビヨンの設計者は、第二弾として3軸のトゥールビヨンを発表している。先日作成したMiniMechanicaがそのコア部分だ。初代に比べコア部分の再現性が高いので、1分以上は持続動作できるものができると思うが見送ることにする。価格が高いのが一番の理由だが、ベアリングの入手と後処理が手間なのも二の足を踏む要因だ。
というわけで、2年越しの目標が達成できたが割とあっけない気もしている。次は何を作るべきか。目標は今のところなくもないが、要解決事項も多々あるので着手はいつになることか。

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コメント 2

hana

先日のoff会で拝見した物でしょうか?2Dですが再会できて感慨深いです!
by hana (2021-12-27 08:46) 

電子男

すみません。憂さ晴らしに書いているような駄ブログを見つけていただいたのに、放置していて気が付きませんでした。
先日のOFF会のしろものです。動作している動画くらい貼り付けておけばよかったですかね。

日常や仕事関連など書かずブログ主を特定されないようにしていたつもりなのにあっさり見つかってしまいました。ちょっと恥ずかしいです。
by 電子男 (2022-03-19 09:05) 

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