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パーツ類がそろい一気に組み立てたが・・・ [ペーパークロック]

いよいよ全パーツを組み合わせ、完成させるときが来た。この通り、全パーツがほぼそろった。
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骨組みとなるフレームは前後二重の構造になっており、この間に動力輪やガンギ車など主要な車輪をはさむ。説明によると先にフレームを全部組み立てるようなニュアンスだが、作業がしづらそうなので前後の重ね合わせは後回しにしておいた。これは正解だった。軸の位置合わせなど、前後を固定してからだとかなり困難だったと思われるからだ。

各車輪の軸受けは、車輪側とフレーム側に貼り付けることにした。1軸に対し4個付けたのでかなりの量だがこれにより軸穴が広がる恐れはない。今のところ完璧だ。そしてガンギ車やアンクルも配置して前後のフレームを貼り合わせた。

そして分針、時針を構成するギアを取り付けついに完成。錘を付けて動作させてみると脱進機の動作がスムーズではない。途中で引っかかる。アンクルとガンギ車が接近しすぎているようなので、軸穴を拡張して離してみた。良さそうだが固定できていないので完全な確認は出来ない。軸受けを接着して乾燥を待ち動作させてみた。

ダメだ。うまく進む歯と、歯が外れて早回りしてしまうところがある。さらに振り子の往復も次第に止まってしまう。軸はクリップを伸ばして作った針金なので曲げることで多少の調整は可能だ。いろいろやってみるがどうにもダメだ。ガンギ車の中心が取れておらず偏心しているのかも知れない。もしくは歯の部分の精度が低く実質偏心してるのか。構造上、ガンギ車の中心は間接的に取っているので製作の精度をもろに受けてしまう。
その後いろいろいじってみるも改善しない。もはや限界とあきらめた。

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文字盤を取り付けて完了とした。外枠は付けず、文字盤もくりぬいて歯車を見せる構造にした。部屋の飾り物としてはまずまずだが、動作しているところを見せられないのが残念だ。実は製作する前に印刷された各パーツをスキャンしてデータを残しておいたのだが、事もあろうにガンギ車だけは忘れてしまっていた。つまりガンギ車を作り直すことは不可能。あきらめたのはそんな理由があるからだ。

これでペーパークロックも終わったので、いよいよ和時計に着手するときが来た。いや20号近く貯まったデロリアンがあるのでそちらが先か。ともあれ一区切り着いたことには違いない。

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アンクルと振り子を作成 [ペーパークロック]

今回はガンギ車とともに脱進機を形成するアンクルと、これにぶら下がる振り子を作成した。

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アンクルはかなり厚みを持った箱構造だが、先日作ったガンギ車は紙2枚を貼り合わせただけだ。厚みに問題はないが強度的にはかなり不安が残る。しかし動力輪のように歯一つ一つに補強をいれる構造だと精度がまったく出ない。ガンギ車には高精度を要求されるだろうから仕方のないことか。構造を理解できたので、ガンギ車の歯にはボンドを塗りたくって心持ち補強しておいた。

アンクルにぶら下がる振り子は根元は紙1枚で支え、さらにアンクル下部のフォーク部分で振り子をはさむ構造になっている。直結しても良さそうだが、アンクルに振り子の力が直接加わらないようにして、紙2枚で強度のないガンギ車への負担を減らそうとしているのかも知れない。そんなことを考えながら作っている。

ところで今回は振り子周辺を作成したのだが、本来の手順では3つの車輪(動力輪、中間輪、ガンギ車)を並べて取り付けることになっている。一応並べて回転をチェックしたが取り付けるのは後にした。軸受けをここで固定しまうのはリスクがあるような気がしたので、パーツを一通り作成し取り付け関係を調べてからにした。

実のところ一番肝心なところは失敗が怖くて避けているだけかも知れないが。

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中間輪とガンギ車が完成 [ペーパークロック]

今日も地道に歯車を作成。

中間輪(Middle Wheel)とガンギ車(Escapement Wheel)ができあがった。

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次の工程は、できあがった3個の歯車を枠に取り付ける作業だ。この時、各歯車がキチンとかみ合いスムーズに回転するよう調整が必要でこれが難しそう。なにせ相手は紙だから。先日作ったプラスチックの軸受けを使うときがいよいよ来たようだ。

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動力輪(Motor Wheel)完成 [ペーパークロック]

ようやく動力輪(Motor Wheel)が完成。

プーリー部分にひもを巻き付け錘で荷重をかける。時間とともに錘は下がってくるので巻き上げが必要だ。しかし軸を逆回転して巻き上げたら時間が戻ってしまう。そこでラチェット機構が必要なのだが、これを巻き付けた紙の厚みで実現している。(と、Amazonのカスタマレビューに書いてあった)
本当にそのように動くのだろうか。作成してみたもののちょっと心配。ともあれプーリー部分を作成。
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これを先日作成した歯車部分に接続して、動力輪が完成した。軸がずれないようにクリップを伸ばした針金を挿した状態で接着。
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なかなか大変な作業だった。しかし各種ある歯車のなかでも最難関だと思うので、これからは少しは楽になると期待したい。

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歯車1個目製作 [ペーパークロック]

ペーパークロック製作も本格化してきた。つまり根気を要求される工程になったということだ。

本時計の動力源は錘(おもり)だ。その錘の力を最初に受けるのが本書で言うところの「Motor Wheel」であり、これと一体をなす歯車を今回製作した。
P1040629.jpg厚さ約1cmの歯車を作成することになるが、歯の部分は表と裏の2枚の紙だけ。これだけでは強度が足りないのでコの字型の紙で補強する。歯の数は72個あるので、補強の紙も72個だ。これを切り出し曲げて接着する。地道な作業だ。

P1040630.jpgようやく完成。紙を渡しただけで中は空洞。これで十分な強度を保てるか若干疑問ではある。とりあえず今日はここまで。

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方針が決まりようやく本格推進 [ペーパークロック]

先日ようやく着手したペーパークロックだが、軸受けの方針が決まらず進んでいなかった。

まずは軸受け素材となるダイソーの「切って使える仕切り板」を購入していろいろ検討した。厚さが2mmほどあるが、角柱の中に仕込めばどことも干渉しないはずだ。しかし手順を検討しているうちに気がついた。紙を切り貼りして作るので、すべてにおいて精度が出ない。作成した各歯車やプーリー類を組み上げ、実際に回してみて軸を微調整する必要があるはずだ。角柱の中に仕込んでしまうと微調整は不可能。しかし角柱の外部に接着すると厚さがあり干渉してしまう。

調整を容易にするには、薄くて丈夫な素材を外付けするしかなさそうだ。まず思い浮かんだのはアルミ板だ。しかし持ち合わせはない。いろいろ探していたら部品箱の仕切り板が見つかった。透明なプラスチック系の素材で厚さは0.9mmほど。試しに穴を開け、軸となる伸ばしたクリップを通してみたらなかなか良い。これで行くことにした。

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というわけで今日はここまでできた。外枠を一気に作ってしまうと後々の微調整がしづらそうなので、ここで止めておく。今後は歯車類を作成することになりそうだ。歯の数が非常に多いので作成には相応の手間暇がかかりそうだ。根気を要求される作業が待っている。これからが本番かも知れない。

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ペーパークロックの作成に着手 [ペーパークロック]

デアゴスティーニの和時計に興味を持った頃(たぶん2018年の4月頃)に購入したまま放っておいたペーパークラフトの掛け時計の製作に着手した。これは本として販売されており、切り抜いて接着し組み立てるものだ。他に針金やたこ糸なども必要とする。

Make Your Own Working Paper Clock

Make Your Own Working Paper Clock

  • 作者: James Smith Rudolph
  • 出版社/メーカー: William Morrow Paperbacks
  • 発売日: 2001/08/21
  • メディア: ペーパーバック
和時計の製作に先立って時計の基本構造を知っておいた方がいいだろうと思い購入した。しかし多数ある歯車は精度が必要で難易度も高く、その歯車の軸受けはプラスティック素材で補強する必要があるなど製作には二の足を踏んでいた。じつは今年の初めには説明の英文をOCRとGoogle翻訳を使って和訳しておいたのだが、製作には至らなかった。しかし先日帆船模型のセットを購入したことで踏ん切りが付いた。この程度のキットが作れなくては帆船模型などとても無理だからである。
まずは番号にしたがって枠組みから作成。各ピース(本書では部品のことをこう呼んでいる)を切り出し必要箇所を接着していく。接着には「ボンド ペーパーキレイ」を使った。先端のノズルが細くて適量をうまく出せる。割と乾きが早いので接着作業はスムーズに進んだ。
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しかし数本作ったところで最初の難関に遭遇。歯車の軸は別途針金(ペーパークリップを拡げたものや2mmくらいのアルミ線でOKらしい)を用意するが、軸受けが紙では強度不足だ。そこでプラスティックや木で軸受けを用意し、紙パーツの裏側に接着しておけとのことだがその素材が用意できていない。装飾用のビーズを買ってみたが厚くて接着しにくい。プラ板に穴を開けるのが、思いつく案としては一番いいかもしれない。まずはそれを調達してくるところから始めなくてはいけない。
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というわけで、今日は他に予定があるので区切りとしよう。

 


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