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今日のEBD-S ‥ 塗装に着手 [AV]

今日は朝から天気がいい。絶好の塗装日和だ。
というわけで、いよいよEBD-Sの塗装に着手した。

とはいえ、まだやることがある。
裏表のバッフル版への穴あけと、本体側への穴あけだ。ありあわせの紙でテンプレートを作り、穴あけ位置を測って印しておいた。その後、電気ドリルを使ってバッフル版と本体に穴あけした。
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さていよいよ塗装かと思ったが、台座やバッフル版のサンディングがすんでいない。240番と400番での2度のサンディングがいるので結構時間がかかった。すでに夕方になりつつある。風も出てきてベランダでの塗装には条件が悪くなる一方。本体の塗装はあきらめて、台座とサランネットの枠だけ塗った。
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水性ステインで着色して、ワトコのオイルフィニッシュを上塗りするつもり。今日はステインだけでおしまい。台座の上のほうはムラになっているが気にしない。本体との接着面だから、そもそも塗る必要はなかった。
色は「チェスナット」だが、ひなびた駅のようで印象が良くない。レールの色か鉄さびの色か、記憶の片隅にある古い駅をイメージさせる色だ。この後オイルフィニッシュにより雰囲気がよくなることを期待しているが、だめなら黒のラッカーでもスプレーしてしまおう。


今日のEBD-S ‥ 前面の曲面だしとサンディング [AV]

今日は塗装前の大仕事だった。
最初に、前面の化粧版(P~R)とサランネットの枠(U)の左右を削って、曲面を出した。15mmなのに9層もあるベニア版を使っているので、曲面に現れる積層面の模様が美しいのだそうだ。まずカンナで削り、後の工程でサンドペーパーを使い研磨した。
続いて全体のサンディング。240番、400番のサンドペーパーで計2回磨いた。表面や木口がだいぶつるつるになった。でもどこまで磨けばよいか、今ひとつわからない。削っているときの感触でわかるらしいが、ある事情でのんびり作業できず、そんな感触を確かめている余裕がなかった。

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その事情とは、作業場を「レンタル」したためだ。カンナは持っていないし、サンディングでは大量の削りカス(ほこりに近い)が出る。室内でもベランダでも作業できない。そこで近接のショッピングセンター内にある工房の一室を借りたのだが、時間貸しなのでどうしても急いでしまう。そのつもりはないが焦ってしまっている。
おかげで、カンナの工程で少し削りすぎてしまった。ただ完全には仕上がってないので、自宅でのんびり補修することにする。

途中休みを入れて2台で3時間。かなり疲れた。


今日のEBD-S ‥ 底部の削りだしと最後の接着 [AV]

ようやく箱になったEBD-S。マニュアルによると底部にはみ出た背面の板(C)を、削るか切ることになっている。部材の加工の精度がいくら高くても、接着時のずれや板そのものの変形により製作時に誤差が出る。目立たないよう底部に誤差が出るような手順になっており、ここでその誤差を調整しようと言うことだ。
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マニュアルではのこぎりで切ることになっていたが、幸いにして1.5mmほどしかはみ出ていないので、サンディングした。1.5mmとはいえ2台あり、それなりに手間がかかった。

そして最後の部材の接着。化粧用のパーツ(P、Q、R)を3個接着した。この接着面も段差がついていたらサンディングしなければならないのだが、製作時に気をつけていたので面を整えるだけのサンディングをしたのみ。
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化粧パーツも(R)も、マニュアルにあるように底部にはみ出た。これなら背面(C)と一緒にサンディングしてもよかったような気もする。

この他にも台座の接着があり、これが本当の最後になりそう。新品で購入した木工ボンドもちょうど空になった。


今日のEBD-S ‥ 方針決定、製作再開! [AV]

ネットワーク部品の配置が決まらず中断していたEBD-Sの製作を再開した。
結局、
 ・ネットワーク部品は、背面バッフル版の裏にすべて配置する
 ・ただしウーファー側の音道が狭くなり悪影響も懸念されるので、最初はツイーター側だけ内蔵し
  ウーファー側は外付けにして音を確認する
 ・その後ウーファー側を内蔵して音出しし、問題なければ内蔵のままにする
この方針なら、後々のダブルウーファー化にも対応できる。ただし、ウーファー側の音道が若干狭くなっても、うまく配置すれば、悪影響はないだろうという目論見があってのことだ。うまくいかない場合は、内蔵は断念するしかない。

この結論に達する過程でEBD製作に関するサイトを探してみたが、きわめて少なく必要な情報もない。仕方なく開発元に電話してみたのだが、結果的には明快な解決策は得られなかった。開発元のサイトには「完成後、ネットワークを内蔵化できる」書いてあったが、机上論としか思えない。
とはいえ、開発元でも販売から手を引いているこのキットに関して、これ以上他人をあてにするのはやめるべきだろう。そもそも自分で考えて行動することを要求しているキットなのだから。

まずは、フェルトおよびグラスウールの切断と詰め込みを行った。
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そして側版(A)の接着。「箱」になった。
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今日のEBD-S ‥ 2個できた [AV]

結局2個目の作成が1個目に追いついてしまった。やはり手順に慣れているため、作業は早かった。
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この後は、いよいよ吸音材詰めと、側版(A)の接着による「箱」の完成だが、ネットワーク回路をどこに押し込めるかまだ決まっていない。単純作業にかまけていて頭を使うほうをサボっていた。人間、面倒なことは後回しにしてしまうものだが、こんなところにも管理人の性格が出てしまっている。

そろそろまじめに考えるか。


今日のEBD-S ‥ もう1個を作る [AV]

日々形になりつつあるスピーカーキットEBD-Sだが、2日ほど前から2個目を作り始めている。
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本来なら、1個目に吸音材をつめて側版(A)を貼り付けて「箱」を完成させる手順だが、いろいろ思案していることがあって保留してある。停滞してても仕方ないので2個目に着手したわけだ。
さすがに2個目では、いくつかの手順を先行して進めることができ、1個目より速いペースで出来上がっている。たぶん明日には1個目に追いつくだろう。

1個目で思案している内容とは、ネットワーク回路をどう配置するかだ。このキットは、完成してもいろいろいじれるように、ウーファーのバッフル版や、後ろの端子版が脱着可能になっている(とはいっても木ねじでとめているだけだが)。さらにネットワーク回路は内蔵せず外部に配置して、定数を変えたり、ダブルウーファーに変更するための回路追加も可能になっている。
しかし、専用のスタンド部材に回路を作るとはいえ、SP外部に部品丸出しのネットワークがあることは、美観上好ましくない。なんとしてもSP内部に配置させたい。それも可能だと開発元のサイトには書いてあったのだが、どこにどうやって配置するか見当もつかない。それで保留しているわけだ。

時間と手間だけでなく、頭も使うキットだということを思い知らされている。


今日のEBD-S ‥ スピーカーらしくなってきた [AV]

こんな感じで、ようやくスピーカーらしくなってきた。
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これに側版(A)を接着すれば箱としては出来上がるのだが、その前に、
 ・側版(A)を貼り付ける面を整えるため、木口をサンディングする
 ・音道にグラスウールなどの吸音材を詰める
が待っている。

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これが吸音材。これを何枚か切って、音道に詰める。

まだまだやることが多い。


今日のEBD-S ‥ クランプのばらつき [AV]

このところ毎日(たまに朝に夕に)、EBD-Sを作っている。
接着が乾燥するのを待って次工程に進むので、1工程当たり10~20分程度の作業をするだけだ。とにかく時間がかかる。

確実に接着するために100円ショップで50mm幅のクランプを数個買ったが、ひとつハズレがあった。
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このように1個だけ小さい。クランプ幅50mmと説明にあったのだが少し足りない。
EBD-Sは板厚が15mmだ。2枚を接着する場合、傷防止のため15mmと3mmの捨て板を両側ではさむので、ぎりぎり50mmで足りている。しかし、このハズレのクランプでは、幅が45mmくらいしかなく役に立たない。しゃくにさわるので、ショップに「不良品だ」と言ったらすんなり交換してくれた。売り場に行ってみたら、幅の狭いのも混ざっていたので、不良品というより誤差範囲なのかもしれない。やはり100円製品は安かろう悪かろうだ。

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ともあれ、こんな感じで、だいぶ形になってきた。じつはここにいたるまでに、またしてもピンチが訪れたのだが、何とかクリアした。残念ながら写真を撮り忘れたので報告できないが、表面をカッターで削る羽目になった。
ステレオだからもう1台作る必要があるが、2本目のできはだいぶよくなるだろ。そのときに左右のばらつきが発生してしまうかもしれない。ま、いらぬ心配か。
それにしても塗装まで終わって真の完成を見るのはいったいいつになるのだろうか。本当に硬派なキットだ。


スピーカーキット早くもピンチ&資料を作る [AV]

スピーカーキットEBD-Sを日々こつこつと作っている。

硬派なキットだけに幾多の困難は付き物と思っていたが、早くもピンチが訪れた。

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ツイーターのバッフル版(K)の接着が乾燥したので、天板(D)を取り付けようと思ったら、バッフル版(K)が垂直に接着されていないことに気づいた。かなりの隙間があり、軽く押しただけではびくともしない。バッフル版(K)の取り付け時に、垂直を意識せずにクランプを締め付けたのがまずかったのか。以前にも書いたがこのキットのカットの精度はすばらしく高い。木口が垂直でなかったとは考えにくく、クランプ時にバッフル版(K)の中心で締め付けなかったからかもしれない。斜め方向の力が加わり、接着が乾く間に斜めになってしまったのだろうか。いずれにしても対策せねばならないが、妙案が思いつかないので、他を先に進めることにした。

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このキットには、開発元が言うに「他に類を見ない懇切丁寧な製作マニュアル」が添付されている。しかし管理人のような木工製作の素人には「懇切丁寧」とは言いがたい。そもそも、マニュアルとしての体裁(目次、見出し、ページNoなど)がなっていない。どちらかといえばWEBサイトやブログの製作記事風だ。
とはいえ、何から何までお膳立てしてあげないと文句ばかりのご時世に、硬派を謳っているキットならこのマニュアルでも十分だろう。随所に垣間見えるノウハウ的な記載や、必要以上に強調している位置関係の文面も、それが後からどう影響しているのか読み手の読解力まで試されているようだ。

それはさておき、このマニュアルで困るのが、組み立て手順を示した写真と、組み立て図の左右が逆なことだ。内部には複雑な部分もあり、頭の中で変換するには限度を越えている。誤って接着したら取り返しがつかない。そこで組み立て図をスキャンして裏返し、左右逆の文字を打ち込みなおして組み立て図を作り直した。これで安心して作業できる。


EBD-S本格製作 [AV]

昨日作ったクランプが出来上がった。
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これで本格的な製作に取りかかれる。最初は底板(D)を2枚張り合わせることだ。これを2組分つくる。マニュアルには、手作りクランプで固定するように書いてあったが、これだとクランプが足りないので次工程にすぐに着手できない。なに分にも、接着が乾くまで次に進めないので、出来るとことは先に進めたい。そこで、手持ちの50mm幅クランプを使ってみた。
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 しかし、20cm×10cm位の板を2枚合わせするので、四方から固定しないと板のたわみで固定していないとことに隙間が出来る。ごくわずかだが気になるので、結局手作りクランプのほうも使う羽目に。
単に2枚あわせることの難しさを思い知らされた。この板のカットはきわめて精度が高い。一般に0.5mmの精度でカットできればいいらしく、ホームセンターではとてもこの精度は出ないらしい。しかし、このキットはさらに上回る精度のようだ。したがって貼り付けにも手を抜けない。見た目はわからなくても指で触ってみて段差がないように貼らねばならない。しかし、クランプを締めると微妙にずれる。しっかりあわせたつもりでも締め付けて固定する時にずれてしまう。なかなかてこずった。最後は少しあきらめることになった。

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その後、ツイーターのバッフル版(K)を取り付けた。今日はこれでおしまい。底板(D)が乾くまで次には進めないからだ。


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