3色印刷一応成功 [3Dプリンター]
Palette3 Proもはやお手上げか? [3Dプリンター]
品のいい色合いを選択して(手持ちのPolyTerra3色から選んだだけだが)プリント。ツールの想定は3時間少々のはずだが実際は5時間以上かかって、またもやゴミを作ってしまった。
この通り混色がひどい。よく見ると甲板のあたりですでに混色している。後ろにあるのは色替えのときに生成されるパージタワー。ゴミ捨て場だ。持つとずっしり重い。重さを測ると、お船が12gに対しパージタワーは62g。お船5艘分だ。
苦労して設定値を見出したのにゴミばかり作っていくことに嫌気が差してしまった。もうヤダ。うまく行ったらPrusaのMMU2を超える6色以上で3DBenchyをプリントしようと思ったが、夢のまた夢だ。
Prusa MK3S + Palette3/Pro設定方法 [3Dプリンター]
・スライサ:CANVAS
・出力チューブ長:110cm
・コネクテッドモード
・結論:消費フィラメント2m以下の造形物はプリントできない
・本体80cm、出力チューブ110cmの合計約2m以下のものは、チューブから
出てこないのでプリント不可
・最初は小さいものでテストしたくなるので要注意
<Palatte3側のプリンタ設定>
●Loading Offset
・結論:MK3Sのデフォルト値(95mm)をそのまま使う
・エクストルーダーのギアからノズルまでの長さであり、入り口からではない
・ここで設定した長さだけPalette3本体から引き出したらプリント開始できる
・残り15mmあたりからプリント開始可能になるが、それ以前だと「Next」が
押せず開始できない
・この値は生成したフィラメントの長さに影響を与えない
●プリンタへのフィラメントロード
・結論:自動ロードは使わず、エクストルーダーを回して95mmだけ送り出す
・Prusaの自動ローディングでは95mm以上費やしてしまう
・これにより色替えのタイミングが前倒しになって、初回色替えで失敗することもある
・ノズル内に前回の別の色があった場合、ロード時に繰り返しパージすると、
色替えタイミングが早くなり確実に失敗する
●HM(Historical Modifier)
・結論:デフォルト設定の98%はNG、100%(もしくは101%)とする
・この値が低いと色替えが早くなり、デフォルト値では初回ギリギリ、2回目以降では
混色してしまった
・100%始まりにしておくと、ping値は99%台もしくは100%台で推移する
●出力チューブ長(Outgoing Tube Length)
・結論:110cmチューブの場合、+2の112cmと設定
・デフォルト設定値の110cmだとわずかにエクストルーダーギアに足りない
・ローディング時にチューブから引き出すことも可能だが、出力長を計測するエンコー
ダーが不用意に回転する
・これは問題ではないかもしれないが計測に影響するかもしれないので、長めに出して
おいたほうが安心できる
<CANVASの設定>
●スプライシングチューニング
・結論:まずは「4, 4, 4」で試す
・たまに接合部分のはがれや細ってしまう症状が発生
・Palette3本体で実施するチューニングで「-1, 0, 1」に設定したら良好だったが
本番ではがれが起きてしまった
・チューニングでは1回の確認で80cmほど消費するのであまり繰り返したくはない
・とこかに「とりあえず4, 4, 4で試せ」とあり、その通りにやったら良好だったので
以後その値を使っている
●その他の設定
・結論:デフォルトのままとする
・transition(デフォルト30%)を増やすと(例えば40%など)、色替えの位置を
後ろにずらせるが上記をやっておけば位置関係で困ることはない
★記事先頭の写真は、失敗したフィラメントで作成したものでPalette3は使っていない。1回失敗すると約2mのフィラメントが使うことなく無駄になることも追加しておく。
<後日追記>
★結局この設定でも失敗した。もはやお手上げか。詳細は後ほど。
<さらに後日追記>
その後ようやく安定して多色できるようになった。その設定はこちらのページに記載した。
Palette3 Proようやく納品するも、その後大苦戦 [3Dプリンター]
この通りうまく行った。スライスはMosaic社提供のWEBツール「CANVAS」を使い、プリンタはPrusa MK3Sを指定。設定値はデフォルトのままだ。
・PrusaSlicerのポスト処理環境「P2PP」を試す
・本体のバージョンを1つ戻す
・サポートページをGoogle翻訳を使いはじから読む
・フォーラムのそれらしいところを、やはりGoogle翻訳で読む
・各種設定値を変更しては試しまくる
・フィラメントを替えてみる
・etc、etc
数え切れない。3週間ほどもがき苦しんだ。症状は単純で、
・色替えのタイミングが合わず混色
・フィラメントの接合が弱く、途中で切れたりエクストルーダーで空回りする
右側のモデルは、よくよく見ると頂点部分が汚い。白に色替えしたとき、前の色を十分に捨てきれておらず混ざったままプリントしてしまったようだ。淡い色に変化する時は、CANVAS側で捨て量を多めに設定できるので、これを実施すれば解消するはず。もとより頂点が多いモデルはPalette3には非常に不向きなので、あえて多色印刷すべきではない。捨て量の比率が圧倒的多くなってしまうからだ。
BuildTakもどきを買う [3Dプリンター]
・鋭角部分で全く定着しない
・造形中に全部はがれてスバゲッティを製造
・一部はがれかかって底面が浮き、ノズルで押したくり造形品質が落ちる
などを発生しやすくなる。
残念なブラックフライデー [3Dプリンター]
かれこれ2年前の同時期にPrusa MINIと同時に予告していた大型マシンPrusa XLの詳細と価格が発表された。CoreXYだけでなくZ軸のレベル調整そのものを不要にしたエクストルーダーや、ほぼ完璧なフィラメント切り替えシステムなど、新規開発の技術を盛り込んだスーパーマシンだ。価格も半完成品で$1,999〜$3,499とバカ高い。
発表前は、MK3Sが$749だからせいぜい$1,200程度のCoreXYマシンだろうと思っていたがいろいろな意味で予想を超えていた。機能は申し分ないがこの価格は想定外だ。20万円の個人輸入優遇額を軽く超えてしまって、満額の輸入消費税だけでなく無税だった関税も非課税にはならないかもしれない。今回は完全に見送りだ。
ブラックフライデー1か月くらい前から予告されていたが、いざ正式発表されると手持ちのA150には非対応だった。早期発注価格$399と安くはないが、8mm程度のMDFが切断できる能力は魅力だった。しかし非対応とは。
その後ユーザーが問い合わせたところによると、自動焦点のためのカメラ位置がA150では高さの上限があって不十分とのこと。言い換えれば、手動焦点なら使えなくはないとのことだった。しかし円安の昨今、無理して申し込む(納期は2022年2月以降?)必要もなく、様子見することにした。
それよりA150ユーザーを切って捨ててしまうSnapmaker社に腹立たしい。クラウドファンディングで出資する際、開始時間前にPCに向かい、争奪戦を勝ち抜いて入手したA150なのに、完全に過去製品として扱われるのは嘆かわしい。恩を忘れるようなSnapmaker社に未来はないと、誰も見ていないブログで怒りをぶちまけるしかない。
今年の8月に8色切替可能なPalette3 Proを早期申し込みしていた。11月もしくは12月早々には納品される予定だったが、世界的な物流の混乱から2か月以上遅れるとのことだった。納期は2022年2月くらいになりそうな気配だ。設置場所確保のためクローゼットの整理から始めたのに残念だ。
PrusaのスムーズPEIシートは、気温が低くなると1層目の定着が不安定になり、PLAでも剥がれたり反ったりしやすくなる。去年の同時期は不慣れで懲りたことがある。囲いに入れて温度を安定させればよいが、現在の設置場所では囲いを置くスペースがまったくないし、中途半端な囲いを作りたくなかった。
そこでもっと強力に定着するBuildTakの購入を検討したが、一新したWEBサイトを見ると発送先はヨーロッパに限定しているようだった。世界的な物流の混乱で限定していると思い込み、アリエクにコピー品を発注してしまった。後日WEBサイト見ると、発送先は全世界が対象になっていた。先に見たのはWEBサイトの更新途上だったのか。早とちりで失敗してしまったが、随分安かったのでコピー品でも使えれば十分と思い込むことにした。
いつぞや購入したeSUNのフィラメント防湿袋だが、先日見たら空気が入って密閉性が失われていた。封入してからかれこれ3か月経つが、たしか1か月前にクローゼットを整理していたときはOKだったので、この1か月で抜けたことになる。そんなもんかと思いつつポンプで空気抜きしたが、見る間にもとに戻った。どうやら袋が傷んでしまったようだ。
しかたなく新品と交換した。1日経つが問題はなさそう。クローゼット整理時にぶつけるなどして小さなキズを作ってしまったのかもしれない。
トゥールビヨン「一応」完成 [3Dプリンター]
事前に製作ガイドの和訳をしておいたり、多数使う1.5mmと2.0mmのピンやビス類も用意しておいたので製作は割と早かった。実質1日位でできただろうか。
・2019年ころにYoutubeで存在を知って感銘を受けたがデータが公開されていなかった
・2020年ころにMiniFactoryでデータが公開された
・2021年にデータを購入して製作
よくここまでこぎつけたものだと感慨深い。最初に知ったときの感想は「データが有っても自分には作れない」だ。3Dプリンティングには使いこなしの技量が必要だからだ。フィラメントの良し悪しやスライサーの使いこなしが造形物に大きく影響する。このような「精密機械」の場合においてはなおさらだ。
というわけで、2年越しの目標が達成できたが割とあっけない気もしている。次は何を作るべきか。目標は今のところなくもないが、要解決事項も多々あるので着手はいつになることか。
激安フィラメントと「圧縮袋」 [3Dプリンター]
本格的に使うのはだいぶ先(11月以降?)になるので、去年買って使っていなかったeSUNの防湿袋に入れてみた。強力なジッパーと空気抜き用の弁があり、専用のポンプで空気を抜く。布団圧縮袋のようなものだ。中に乾燥剤を入れておけば、新品同様の未開封に近い状態で保管できるという代物だ。
湿気の多い時期をこの状態で保管されてたのなら確実に劣化している。今から防湿袋に入れても劣化したものはもとに戻らない。このフィラメントはマーケットプレイスの商品で、予定納期より1週間近く立っても納品されず催促した経緯がある。発送漏れした挙げ句に劣化した可能性がある品を送ってきたことに、だんだん腹が立ってきた。
中華製品には泣き寝入りせずしっかり主張することが消費者に根付いてきたかもしれない。多少の不良があっても返品要求の比率が少なければ商売になったのだろうが、もはやそうはならなくなったのか。消費者も馬鹿じゃないことを思い知ったに違いない。
新フィラメント購入&トゥールビヨン製作練習 [3Dプリンター]
Prusa MINIの純正パーツが納品&取り付け [3Dプリンター]
ケーブルが結束バンドで固定した太めのテキスタイルスリーブ内にあり、交換に手間がかかったが無事終了。高さも合わせて固定した。