SSブログ

BuildTakもどきを買う [3Dプリンター]

季節柄3Dプリンタの造形が失敗することが少なからずある。多くは1層目の定着が弱くなり、
・鋭角部分で全く定着しない
・造形中に全部はがれてスバゲッティを製造
・一部はがれかかって底面が浮き、ノズルで押したくり造形品質が落ちる
などを発生しやすくなる。

そこで定着の良いBuildTakの模造品をアリエクに発注して先日納品された。所要2週間とアリエクとしては非常に早かった。購入したのはベースとなるスティールシートとBuildTakもどきのシート2枚だ。
IMG_3445.jpeg

早速貼り付けて装着し、まずはファーストレイヤー・キャリブレーションを実施。
IMG_3446.jpeg

調整はできたが、面で造形している部分がはがれない。
IMG_3447.jpeg
力任せでやると、表面を削ってしまうので先に試しプリント。
IMG_3448.jpeg

定着に関しては問題ない。はがれなかった部分は、ベッドを70℃に設定して熱さに耐えながら「ニトムズ テープはがしカッター」ではがした。なんとか取れたが、少しあとが残った。
IMG_3450.jpeg

まぁ仕方ない。BuildTakはデアゴのマイ3Dプリンター「idbox!」や、Snapmakerにも同等品であるが使われているので素性はわかっている。定着はいいがはがしにくい。厚みがあるものははがしやすいので、PrusaSlicerのデフォルトでスカート部分が3層になっているのはありがたい。そもそもはがしやすさを意図しているのかもしれない。Prusa製品はよくできているとつくづく思う。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。