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やはり問題発生するも解決したら別の大問題発覚 [週刊マイロボット]

いよいよ週刊マイロボットの製作に取りかかった。どのキットもそうだが、最初のうちは細かいトラブルに見舞われる。後から思い出すと些細なことだが、そのキットの「性質」に慣れるまではちょっとしたことでつまずく。しかし今回はそれだけではすまなかった。

今回のセットは組み立て済みが混在で、3号〜4号の分は取り外して使う。その3号は首の縦方向回転のモータとギア、およびオプティカルエンコーダなどで構成された1つのブロックであり、全巻を通じても特にパーツが多い号らしい。念のため分解してみた。
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グリスがべっとり付着している。しかも偏って塗られている。余分と思われる部分は拭き取った。モータからの初段はプーリーを使って駆動している。過負荷時にベルトがスリップすることでモータの加熱や駆動側の過電流を防ぐためらしい。このベルトがかなり緩く、ちょっと気になる。

その後4号もパーツを流用し、5号〜6号と製作して頭部が一応完成した。電池を入れ頭部の静電センサーに触れると、目の部分のLEDが光り頭部が下を向くはずだ。しかし動かない。光りもしない。分解して配線を調べ、電池を新品にしたり各部の電圧を測ったりもしたがそれらしい部分は見当たらない。モータのブロックを外して電池を直結してみたら問題なく回転する。そうこうしているうちに電池ブロックのコネクタのプラス側が緩んでいることに気づいた。差し込んだら動いた。目も光り、仕様通りに動いているようだ。
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しかしモータの動きを見ると少し妙だ。オプティカルエンコーダがスムーズに回転していない。回転しないときもある。この影響かモータの静止位置が正確でなく、このまま組み立てても正しい位置で頭が停止しなくなる。モータブロックを再度分解してよくよく見ると、小さいピニオンギアにヒビが入っていた。軸に固定されず空回りすることがあり、結果的にオプティカルエンコーダも回らなくなる。

このピニオンギアは、プラモデルのマブチモーターに最初に取り付けるヤツとよく似ている。たぶん同じだが、プラモを組んでいたのは遠い昔なのでピニオンギアの手持ちはない。おまけにプーリーベルトもヒビが入っていて断裂するのも時間の問題だ。

3号を入手できればそれにこしたことはないが、これだけパーツの多い号はトラブルの対象となりやすく需要も多そうだ。オークションやフリマサイトを見たが、この号の出品物はない。ネットでそれらしいギアやプーリーベルトを見つけたので発注した。

納品されるまで製作はお預けだ。しかし様々な問題に遭遇したおかげで、いろいろなサイトを見る機会があり、今後の製作での注意点も分かった。そういう意味では早い段階での問題遭遇は決して悪いことではない。

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