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ミニロビをお試しプリントするも... [週刊マイ3Dプリンター]

先日FUSION360上で完成したミニロビを、試作プリントしてみた。いざSTLファイルを作成する段階になって、

・ボスやボス穴のマージンが0.1mmでは足りないのでさらに0.1mm追加
・向きが合わない(直角じゃない角度がついている)ので補正

などが必要で、結局大半のパーツをプリント用に手直しした。これだけでも結構な手間がかかった。

そしていよいよプリントしてみた。とりあえず色は無視して白でプリントしてみた。
IMG_1820.jpg

精度が全然出ていない。ボス穴に収まるボスなんて一つもない。いくつかのボスやボス穴は横向きにプリントしなければならず、これは精度が出ないのは仕方ない。その他には1層目が裾広がりになり上位層より太めになってしまう症状もあった。ノズルの温度が高めだったかもしれないので185度まで落としたら幾分良くなった。また「マイ3Dプリンター」添付のTerramac社製(色はピンク)で試したらさらに良くなった。しかしこれでも満足のいく精度ではない。

PC上では0.1mm単位でモデリングしても、いざ3Dプリントすると0.4mm径のノズルではそんな精度が出るはずもなかった。よく考えなくても分かることだったが、実際にプリントしてみて思い知らされた。

実際に組み立てが出来るようになるには、もう一巡の試作が必要だろう。3Dプリントは基本的には1回に1個がベストなので、種類が多いと非常に手間がかかる。大きなパーツで1時間、平均すれば1個あたり20分〜30分くらいかかる。もう一巡して問題点を修正してようやく本番になるのだから気が遠くなる。糸引きや角が出来てしまうことを覚悟すれば、ステージに乗るだけプリントできなくはないが、失敗したときのリスクは大きい。せいぜい4個くらいか。それでもかなりの手間だ。現実を知って途端にやる気が失せてしまった。

ちょっとここいらで区切りにして別のことをしたくなった。デアゴスティーニが2つも貯まっているのでそのうちの一つを作ることにするか。

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