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FUSION360で3Dモデリングの習得 [週刊マイ3Dプリンター]

「療養」生活のために買ったパズルだが、7〜8個やってみて最大の難関「#11 登山家のリング」で止まったままになっている。今まで解法に30分も要しないものばかりだったが、これはそんなに甘くない。最大の問題は、最初から外れていることだ。中古品だから仕方ないのだが前の所有者が外したままにいしていた。解答を見て元に戻したらパズルとして無意味なので自力で戻すしかない。これが難しい。パズルには方向性があるので、多くの場合外す方が簡単なはずだ。戻すときは外した経緯がヒントになるが、今回はこれがない。だから難しい。

早くも飽きてきたというわけではないが、最近はFUSION360で3Dモデリングの習得を始めた。マイ3Dプリンターの冊子には76号から10号ほどFUSION360の解説があり、これを実施してみた。例によって解説と言うよりモデリングの手順が書いてあるだけで、細かいヒントやツールの考え方など深く掘り下げた解説はほとんどない。そこでこの本を買って補完した。
Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編

Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編

  • 作者: 小原 照記
  • 出版社/メーカー: ソーテック社
  • 発売日: 2018/08/09
  • メディア: 単行本
当然だが冊子よりも詳しく書いてあり、だいぶ参考になった。ソリッドモデリングのChapter 6まで読んでとりあえず区切りとした。3Dモデリング学習の最初に使った123D Designとは比べものにならないほど便利だ。いくつか例を挙げると、

・履歴機能により、前に実施した内容を手直しできる
 123DではUNDOしかできず、公開されているモデルを手直しする場合は
 一から実施するしかない
・スケッチを作成する平面を、自由に指定および作成できる
 123Dではスケッチを開始する際に既存のスケッチを指定したり、
 ダミーの立方体を作る必要があった
・ボディやコンポーネントなどの概念が明確になっている
 123Dでは基本は結合しかないので、後から分離できない

などのように、今にしてみれば123Dの完成度はあまりに低かったように思う。123Dでのモデリング経験はせいぜい2~3個だが、その程度の経験でもFUSION360の優位性は認識できる。もはや123Dに戻ることは出来ない。

かねてより、3Dプリンタで51号〜55号掲載のミニRobiを作ってみたいという願望があった。しかし掲載されているモデルはオーバーハングが多くサポートを多く必要とするため、そのままでは3Dプリントに向いておらず、かなりの手直しが必要だった。実際に手直しをして作成した先達もいて、123Dでまねをしようとして見たものの、かなりの手間暇が必要で躊躇していた。これをFUSION360で実施してみたら意外に簡単にできた。その成果物がこれだ。

ロビモデリング.png大まかな手順としては以下の通り。
・公開されているミニRobiの123DモデルをFUSION360に読み込む
・ボディの必要箇所を切断
・必要に応じてボスとボス穴を追加

一通りパーツがそろったので、色づけしてジョイントしたのがこのモデルだ。ジョイント部分つまり各関節は実際に回転もできる。FUSION360のアニメ機能で動作を動画に残すことも可能だ。なかなか上手くできていると自己満足に浸っている。

しかし、所詮「絵に描いた餅」であることに違いない。実際に3Dプリントして組み立てられるかはやってみないと分からない。「療養」生活が終わったらやってみたいものだ。

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