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スター教材のラジオキット [真空管ラジオ]

1ヵ月半近くこつこつと作ってきたスピーカーキットEBD-Sが完成してしまい、少し物足りなさを覚えている。製作が山を越えたころ、次は何をしようか考えていた。そこで引っ張り出したのが、これだ。

radio1.jpg
数十年前、管理人が中高生だったころ小遣いで買った真空管ラジオ(並三ラジオ)のキットだ。これをベースにいろんな回路を作ったりこわしたりして遊んでいた。数年前に実家を建て直したときに廃棄される運命だったが、コンパクトにまとまっていたので持ち帰っていた。一方、ハム音がひどくて放置したままの自作真空管アンプもあったのだが、そちらは捨ててしまった。今としては悔やまれる。

radio2.jpg
箱の中には雑多なものが入っている。このラジオには関係ないものも多数。このキットに関係あるものを出してみると、こんな感じだ。
radio3.jpg
筐体を構成する主要部品は全部ある。電源トランス、並四コイル、真空管(5M-K9, 6BA6, 6AR5)、バリコン類など問題なさそうだ。足りない部品は、
 ・スピーカー
 ・出力トランス
 ・真空管ソケット
 ・スイッチ、VR、ヒューズ
 ・抵抗、コンデンサ
などだ。それから取説の類も一切ない。つまり回路図もないのだが、こちらのサイトからいただいた回路図を元に、このキット用に回路を書き直してみた。

前述のパーツのなかで、出力トランスと真空管ソケットは入手が難しそうだ。真空管アンプ用の高価な出力トランスはあるが、並三ラジオに使うような「ちゃち」な出力トランスはもはや製造されていない。また、この教材の真空管ソケット受けには30mm程度の穴が開いている。そして直径だけは大きいベークライトのMT管7ピン用ソケットが使われていたような気がする。いまどきそんなものはあるのだろうか、探してみるしかない。


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