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今度はアシェットの分冊百科に手を出す [その他]

デアゴスティーニ依存症がまた発症した。今度はデアゴスティーニ競合のアシェット社の製品だ。

まずは「甦る古の時計」。懐中時計のレプリカのコレクションだ。40個セットが激安で出品されていたので落札。

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2006年創刊の隔週刊で、なんと2014年の210号まで続いたらしい(ちなみ2016年から改訂版として新シリーズが始まり120号で終わったそうな)。1冊1,999円なので約8万円分にもなるが、当然購入価格はその何分の1だ。
17世紀にはすでにこの形式の懐中時計があったようで、それ以降の各年代の様々なデザインの時計と、その解説を含む冊子が添付されている。レプリカなので電池駆動のクォーツ式であり装丁も手作りではない。持ち歩くより飾って眺めるものかも知れない。

とりあえず一つを開封し、竜頭を押し込んで動作させてみた。2009年9月発行の号だが電池はまだあるようで動作はしている。しかしよく見ると、秒針わずかに反っている。横から見ると顕著だ。たまに不良品もあるようで、出版社に言えば交換してくれたようだ。2009年の号ではさすがに無理か。

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それにしても40個も時計を買ってどうするのだろう。少し後悔し始めている。記念品として仕事の関係者にあげてしまうのがいいのかもしれない。ただし関係者と言っても時計など持たない20歳前後の学生が多いので、果たして喜んでくれるかどうか。

そしてもう一つ。これもアシェット社の「パズルコレクション」。毎号木製パズルが付いてくる分冊百科で、2005年創刊の隔週刊、2010年まで125号まで続いたそうな。ちなみに1冊1,699円。

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出品者は雑で横着な方のようで、商品説明も不十分(何号セットなのか不明、写真で判断しろとのこと)だった。通常この手の出品者は信用できないので入札しないのだが、そのときは完全に魔が差したようだ。入札競合者が割と高値で自動入札していたが、意地になって応札してしまった。とはいえそれほど高額でもなく、まともなものが40個くらいあれば十分と考え落札した。

雑な梱包を開いて検品してみると、

・冊子は87号分で欠落はなし
・ただし2号に添付の1号の解答例が欠品
・パズル本体は、74個程度が使い物になりそう(うち未開封は40個程度)
・パーツが欠品していそうなものが8個ほど

といった状況。ちなみ第1号のパズルは「ハノイの塔」。あんなものはパズルでも何でもなく、ただの作業だ。コンピュータプログラミングの入門で題材にするような、人間が頭を使って解くようなものではない。

このような怪しげなセットに手を出したのは、来月初旬まで「療養」が必要な状況になり、暇つぶしが欲しかったせいもある。寝ている必要はないが、あまり体を(腕や肩を)動かすことはしない方が良く、本やビデオだけじゃ間が持たないからだ。

それにしても1冊約1,700円もする割には、パズル自体の品質は高くない。それ以上にケースが付いていないのが最大の欠点だ。大半のパズルは多数のパーツで構成されている。作成途上のまま放置するとパーツの紛失の恐れもあるのでケースが必需品だと思うが、これにはそのようなものはない。ブリスターパックになっているので、開封してしまうと収める容器がない。金額に見合わない商品だ。なのに2016年より改訂版が刊行され、2018年8月の現在でも続行しているらしい。

と言うわけで整理できないダンボールが3個(ロボザック、時計、パズル)にもなってしまったがが、気晴らしと暇つぶしにはなるので良しとしよう。

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