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ついに見切りをつけて新プリンタ購入 [週刊マイ3Dプリンター]

ここ1か月くらい精力的に3Dプリントしている。

クラウドファンディングで資金を募集しているSnapmaker 2.0という装置を、運良く格安で入手できることになった。これはモジュールの付け替えで3Dプリント、レーザー彫刻、CNC加工ができる。3Dプリントの機能だけでもデアゴスティーニのマイ3Dプリンタを遙かにしのいでいる。いずれマイ3Dプリンタは使わなくなるのだからこの際、去年買ったフィラメントを使いきってしまおうという魂胆だ。

大半がThingverseから拾ってきたものだが、富士山周辺の立体地図をジグソーパズル化したものは、国土地理院からのデータを加工したものだ。
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白のフィラメントはHICTOPブランドだが、これは安いだけが取り柄で性能評価モデルをプリントすると情けない結果になってしまう。このモデルは各種項目で点数をつけられるようになっているが、今回プリントしたものでは点数の付けようがない。スライサの設定を追い込めばもう少しマシな結果になるのかも知れないが、そもそも質が低ければ限界もある。
一方黒のフィラメントはボンサイラボが取り扱っており質の良さが売りらしい。確かにパワーショベルは各軸がキチンと動く。左下のプライヤのようなものは、残念ながら隙間が離れず機能しない。オリジナルのサイズでは大きすぎるので、80%に縮小し斜めにしてプリントしたものだ。隙間も80%になってしまい、貼り付いて離れなくなった箇所がいくつもある。

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立体地図のジグソーパズル化は細かいものも含めて10回ほど失敗した。失敗の大半はプリント中のノズル詰まりで、左側のように途中でフィラメントが出なくなり空印刷になってしまった。
このデータは、とあるプリンタのユーザー向けページで紹介した手法で作成したものだ。スライサに依存した機能を使うのでこのプリンタ用のスライサを拝借したのだが、結局それがうまくいかない原因だった。マイ3Dプリンタと同じSlic3rがベースのスライサであり設定項目の内容もほとんど同じなので、設定値を同じにしたのだがダメだった。どこかこのプリンタに固有の部分が残っていたのかも知れない。

結局、立体地図とパズルカッターの合成をスライサではなくTINKERCADで行い、スライサはマイ3Dプリンタのを使ったら一発でプリントできた。ようやくできて安心したのもつかの間で、貼り付いて離れないか所や、折れてしまった部分があり、パズルとしては機能しない。原因不明だが少し焦げてたようなか所もある。これだけ苦労したのにがっかりだ。たぶん別のフィラメントならもう少しマシな結果になったと思う。

と言うわけで踏ん切りも付いたので、出資したマシンが来る11月を待てば良いのだが、何を血迷ったのかこんなマシンを買ってしまった。
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Anycubicのi3 MEGAというプリンタだ。Amazonのタイムセールでかなり安かったので買ってしまった。やや上位のMEGA-Sへのアップグレードキットも含めてだ。これだけ買っても実質金額は3万も行かない。マイ3Dプリンタの定価総額の1/5以下だ。買った理由付けはいろいろできるが、マイ3Dプリンタには嫌気がさしたという所か。金と手間をかければ精度も上がるだろうが、確実な決定打があるようなないような状況ではやる気にもなれない。アクリル板の筐体では精度向上の限界もある。飽きっぽい管理人にとって、ちょうど良い頃合いかも知れない。

当面はこのAnycubic i3 MEGAで戯れることになりそうだ。

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