OS自作入門を読み始めた [プログラミング]
2年ほど前に買ってお蔵入りになっていた本「30日でできるOS自作入門」を読み始めた。買った当初、1〜2日分読んでそのままになっていたのだが、急に思いついて最初から読み始めてみた。
フロッピーで起動しウインドウ上でマルチタスク可能なOSを一から作ろうということで、日々少しずつ機能追加して行き30日後には完成するという内容だ。添付のCDに全ソースコードが1日ごとに分割されているので、読みながら試すことができる。
試す場合には、
・アセンブリ言語やC言語で書かれたOSのソースコードをコンパイル
・フロッピーのイメージを作成しフロッピーに書き込む
・PCをフロッピーで起動する
という手順になる。アクセスの遅いフロッピーを使うのでかなりの手間になるが、幸いPC/ATの簡易エミュレータがついている。これを使えばWindows上で作成したOSを試すことができる。上記の手順とエミュレータの起動までを、コマンドプロンプトの1コマンドで実行できるので、試すのは非常に簡単だ。
例によって、VMWare Fusion上のWindows XP proでこれを動かしてみた。
Mac上の仮想マシンの上で、さらにエミュレータを動かしている。親ガメの背中の上に子ガメとさらに孫ガメまで乗っている状態だ。実に奇妙で興味深い。
肝心の本の方だが、全体の1/3ほど読み進んだ。今のところはOSというよりウインドウシステム構築の内容が多い。マウスやキーボード入力を取り込んでみたり、ウインドウもどきの描画してみたり、画面にレイヤーをもうけてマウスポインタやウインドウを動かしてみたりを行っている。
これからマルチタスク、ファイルシステム、APIなど本格的なものも出でくるようなので期待したい。
2009-02-03 20:31
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